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顎関節症・歯ぎしり・食いしばり

顎関節症

顎関節症顎関節症は、顎の関節やその周囲の組織に痛みや不調を引き起こす疾患です。顎の開け閉めが困難になったり、咀嚼時に痛みを感じたりすることがあります。特に女性に多く見られ、20代に発症するケースが多いと言われています。

 

顎関節症の治療方法

顎関節症の治療方法顎関節症の治療には、スプリント装置を使用して噛み合わせを安定させる方法があります。この装置は、歯ぎしりや食いしばりによって顎関節や筋肉にかかる負担を軽減する効果があります。また、生活習慣の見直しやストレス管理も重要です。
※症例によっては大学病院などの専門機関にご紹介させていただくことがあります。

マウスピース作製

実は怖い!歯ぎしり・食いしばり

実は怖い!歯ぎしり・食いしばり歯ぎしりや食いしばりは、日常生活で無意識に行ってしまうことが多く、自分では気づきにくいものです。特に夜間の歯ぎしりは、音が鳴らないタイプもあり、家族やパートナーでも気づかないことが少なくありません。しかし、これらの行為が歯や顎に与える負担は非常に大きく、放置していると深刻な問題を引き起こすことがあります。歯ぎしりや食いしばりは、歯のすり減りや動揺、歯周病の悪化を招き、最悪の場合、歯が割れて抜歯が必要になることもあります。また、顎関節症の原因となるだけでなく、頭痛や肩こり、倦怠感といった全身の問題に発展することもあるため注意が必要です。早期に対策して、歯の寿命を延ばしましょう。

歯ぎしりから歯を守る対策と治療方法

スプリント療法

スプリント療法スプリント療法は、歯ぎしりや食いしばりによる歯や顎への負担を軽減するために、就寝中にマウスピースを装着する治療法です。このマウスピースは、歯ぎしりによる直接的な摩耗を防ぐだけでなく、顎関節や歯ぐきへの負担を和らげる効果もあります。歯へのダメージを軽減する優れた対症療法です。また、マウスピースを装着することで安心感が得られ、就寝中の緊張が解け、歯ぎしりが軽減されることもあります。

かみ合わせ改善

歯ぎしりや食いしばりの原因の一つに、かみ合わせの乱れがあります。かみ合わせが悪いと、就寝中に無意識に歯を食いしばる力が強くなり、歯ぎしりを引き起こすことがあります。かみ合わせの調整を行うことで、歯ぎしりを解消できる可能性が高いです。詰め物・被せ物の調整や矯正治療による歯並び改善を検討します。患者様の状態に合った治療計画をご提案いたします。

ストレスを溜めない

歯ぎしりや食いしばりの主な原因として、ストレスが挙げられます。日常生活でのストレスをうまく管理し、溜め込まないようにすることが重要です。例えば、スポーツや趣味を通じてリフレッシュする、人とのつながりを持つことでストレスを発散するなど、自分に合った方法でストレスと向き合うことが大切です。ストレスを軽減することで、歯ぎしりや食いしばりの頻度を抑える効果が期待できます。

スポーツ用マウスピース

スポーツ用マウスピーススポーツ用マウスピースは、ラグビーやボクシングなどのコンタクトスポーツにおいて、歯や口を保護するために使用される装置です。激しい衝突を伴うスポーツでは、瞬間的に強い力が歯にかかり、歯が折れたり欠けたりするリスクがあります。このようなリスクから歯を守るのがスポーツ用マウスピースです。スポーツ用マウスピースは弾力性のある材料で作られており、上の歯全体を覆う形状をしています。市販の製品と異なり、オーダーメイドで作製されるマウスピースは、フィット感が非常に良く、呼吸がしやすいため、プレー中も快適に使用できます。また、近年ではスポーツ用マウスピースの需要が高まり、多くの競技で装着が義務化されるなど、使用者が増加しています。

オーダーメイドスポーツマウスピースが完成するまでの流れ

STEP1

スポーツ用マウスピースの作製には、上下の歯型が必要です。専用の機材を用いて、正確な歯型を採取します。

STEP2

採取した歯型をもとに、かみ合わせやフィット感に配慮してマウスピースの調整を行います。患者様の競技種目や使用目的に応じて、細かな調整が行われます。

STEP3

マウスピースは一週間前後で完成します。完成後、患者様に実際に装着していただき、使用感を確認します。必要に応じて、さらに細かい調整を行うことで、よりスポーツに集中できるマウスピースが完成します。